スピーカー比較第8弾。
分解写真に戻ります。
今回はMASSIVE AV-635というモデルです。
聞きなれないメーカー名ですが、店舗設置用の音響機器を中心に販売しいるオースミ電機のブランドで、有線のスピーカーなどでよく見かけます。
ペアで2万円程度とリーズナブルな店舗用スピーカーです。
ボディーはBOSEに比べると一回り小さく、コンパクトで軽量です。
現行モデルは、AV-635Ⅱになっており、ローハイインピが切り替えられるようになっています。
AV-635という型番は監視用のCCDカメラ内蔵モデルに残っているようです。
あとでラインナップに追加したDENONと同じボディーを採用しています。
日本製のようですがOEMの生産元はどこなんでしょうね。
さて、早速分解です。
こいつもサランネットは接着ですので裏からネジを外します。
ネットワークはありませんし、ユニットもきわめて普通。
シンプルなスピーカーでした。
これで終わってはあんまりなので、先ほどのOEMの話に戻りましょうか。
現在、日本のオーディオメーカーで、スピーカーを自社生産しているところは何社あるのでしょうか?
海外工場でもかまわないので、自社の工場で・・・。
ユニットに至っては全滅なのではと思ったら、パイオニアとオンキョーはまだ頑張っているようですね。
まー、ユニットではフォスターさんが頑張っていますからとりあえずは安泰です。
さて、この手の設置スピーカーで、よく見かけるのが通信カラオケメーカーさんのオリジナルのスピーカーです。
たとえばDAMだったりBMBだったり。
OEM元はどこなんでしょう。
DAM(第一興商)は何となくデザインからパイオニアのような気がします。
BMB(現エクシング)は、うーん、これもパイオニアに見えるけど、オーテクかなー?
この辺のスピーカーも1回測定してみたいですね。
カラオケ用にどんなチューニングがしてあるのか興味があります。
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