今回は熊本市のあるおしゃれな居酒屋さんのスピーカー設置です。
天井板がなく、パイプがむき出しの設計のため、通常の天吊り金具が使えず、パイプ用の金具を自作しました。
設置したスピーカーは定番のJBL CONTROL1。
もう一つの定番スピーカーのBOSE101に比べて、はっきりした高音が特徴です。
設置スピーカーの音の特徴
今回設置したのは、JBL CONTROL1という定番スピーカーです。
中古ですが、泣き所のエッジは張替済みです。
お店の面積がそれほど広くないことと、居酒屋ということから、もう一方の定番BOSE101よりJBLを選択してみました。
雑然とした中でも、張りのある高音でBGMにも少し存在感を与えることができます。
音楽もお店の一部と考えるオーナー様には、流れているか流れていないか意識できない音よりも、少々自己主張する音の方が好まれます。
さて、今回は天板がないお店なので金具から自作でしたが、低音の処理にも少々気を使います。
天井とスピーカーの距離が通常よりも離れてしまうので、中低域のキレがなくなったり、こもり音が気になったり。
その点でも、こちらの方がBOSEよりも向いていたようです。
派手な高域に比べて低域の再生能力が低いと言われがちなC1ですが、実際はサイズなりの低域は出ています。
不自然に中低域を強調したスピーカーでは今回のケースではNGだったと思います。
イコライザー処理も考えていましたが、実際には問題にはなりませんでした。
アンプも今回はお店のものなので、あまり鳴らすアンプを選ばない素直なC1の特性がマッチしています。
向いている音楽はJBLなのでJAZZと行きたいところですが、普通にポップスやロックがいい感じです。