店舗用約10cmフルレンジスピーカー音質特性比較 Vol.10 Marantz LS-10S その1

スピーカー比較の第10弾です。
このスピーカーは価格的にもBOSEと同じくらい。またマランツということで楽しみにしていました。
中古市場でも結構流通しています。
Marantz001
BOSEの代わりに使えそうなら、こちらの方がコストが安くできそうです。
このスピーカーを作った日本マランツも今はない会社です。
フィリップス傘下の時代のマランツの製品は好きだったんですけどねー。
今回集めたスピーカーを見ても、かつては独立した会社だったのが、合併や吸収でブランドのみが残っているところの多いこと。
JVCケンウッドといい、DENONとマランツといい、製品選択の幅が大きく減ってしまったのは残念です。


さて分解です。
実はこのスピーカーだけ入荷が遅く、撮影が視聴室になってしまったんですよね。
ユニットの取り外しにアーレンキーが必要だったんですが、あいにく持参しておらず、今回はユニットを取り外しませんでした。
分解はサランネットを外してネジを外すだけ。
中には袋入りの吸音材がポート部分以外全面に入っています。
その下にネットワーク。
コイル、コンデンサー、抵抗の三点セットです。
エンクロージャーも肉厚で重く、今回の中ではBONAVOXと同じくらいの重量(2.8kg)です。
大きさはほぼBOSEと同じです。

追記 写真で確認しただけですが、BMB CS-M10というカラオケ用スピーカーはこのモデルと同一のようです。
   カラオケ用にネットワークがチューニングしてある可能性はありますが。
あと、ダイヤトーンのDS-107Vも同じに見えます。

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