店舗用約10cmフルレンジスピーカー音質特性比較 Vol.42 BOSE 101MMG その4 試聴記

スピーカー比較第42弾。
今回からはやっと試聴の感想です。
順番は変わらずBOSE101MMGからスタートです。
以下が試聴音源です。

まずはチェックCDでクラシックを聴き定位のチェックからです。
正直、定位感はまるでありません。
フルレンジですからもう少しバシッと定位して欲しいのですが、何かぼやっとした感じです。
次にJPOPを聞いてみます。
結構、ゴチャゴチャしたアレンジですので、一つ一つ聞こうとするとくっきりすっきりしないのですが、全体的に聞くと非常にいい感じです。
逆に比較対象のROCK SOLIDはリアルに鳴らしてくれます。
どっちがHiFiかと言われればROCK SOLIDなのですが、どっちが気持ちよく聞けるかといえばBOSEになります。
ROCK SOLIDではアルバム1枚聞くと疲れてしまいそうです。
次にこてこてROCKのエアロスミスはどうかというと、これもまた迫力あるいい音で鳴ってくれます。
華やかさもあり文句なしです。
ところが次のR&Bになると、低域で箱鳴りしている感じで、女性ボーカルがこもり気味に聞こえます。
それでいて中音域が強く張り出した感じであまりマッチしていません。
最後のBGMもアコースティックギターの音がなぜかエレキ臭く聞こえてしまいます。
弦をはじく音も耳につく感じで正直疲れる音です。

ということで感想だけ書いてもあれなので、ROCK SOLIDを基準に10点満点で点数をつけてみることにしました。
独断と偏見ですw

  ROCK
SOLID

BOSE
101MMG

クラシック 8 6
JPOP 8 8
ロック 8 7
R&B 8 7
BGM 8 6
合計 40 34

BOSE 101MMG その1 分解写真へ
BOSE 101MMG その2 f特分析へ
BOSE 101MMG その3 ニアフィールドf特分析へ
BOSE 101MMG その4 ニアフィールド試聴へ
BOSE 101MMG その5 音圧測定・試聴へ
BOSE 101MMG その6 総評へ