スピーカー比較第53弾。
今回からは室内各所の音圧の測定と試聴した感想です。
順番は変わらずBOSE101MMGからスタートです。
まずは測定結果からです。
能率 | 1m | 3m | 5m | 高1 | 高3 | 高5 | 中1 | 中3 | 中5 | |
BOSE | 86 | 78 | 75 | 72 | 5 | 4 | 3 | 5 | 4 | 4 |
Victor | NA | 80 | ||||||||
KENW | 89 | 74 | ||||||||
MASS | 88 | 74 | ||||||||
BONA | NA | 79 | ||||||||
Maran | 90 | 81 | ||||||||
SONY | 90 | 77 | ||||||||
YAMA | 90 | 81 | ||||||||
DENO | 89 | 81 |
最初なので数字を見ても判断のしようがないと思いますが、非常にいい結果です。
まず単純に距離や角度による減衰が少ないと思います。
数値上もそうですが、聴覚上もそれは感じられます。
60度付近でもそれなりに高域は聞こえてきますし、5mまでいっても音圧は数値上は落ちているのですが、中域は3mとほぼかわらないレベルで聞こえますので、聴覚上はそれほど音圧低下を感じません。
部屋の反射音などいろいろ条件はあるので保障するものではありませんが、部屋の四隅に設置すれば、10m四方の空間なら2ペアでカバーできそうです。
10m四方と言えば30坪ですから、45席くらいの飲食店でもBGM程度なら何とかなってしまいます。
現実問題、真四角の店舗なんてそうそうないでしょうけど。
試聴に使ったスナックは35席Maxくらいでしょうか。
カラオケをしないなら、設置角度を工夫してペアでなんとかなる感じです。
低域についてはそもそもサイズ的に無理がありますが、空間演出を考えないマスキングBGMだけならサブウーハーがなくてもなんとかなるでしょう。
ソースはJAZZやクラッシク以外なら何でもOKだと思います。
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